(以下も文中敬称略ですがご容赦ください)
(富山のタウン情報誌「TJ」に掲載されたSQUIDS magインタビュー)
ここでのヴァースの順番はDKXO→NOPPAL→NEON→ZNEE→CARIOS→徳利
この順番に紹介していくのがわかりやすいかと思うのでそうします。
まずは1番手、
DKXO
彼の2013年上半期の活動で一番のトピックは何と言っても
・スペースシャワーTVへの出演
RAqやYAMANE、dodo、ERAといった強者との共演ですが、第一声、両の手を高く上げての「Yeah/おれがDKXO/いま日本一/いけてるリーマン」から、一歩も引くことのない、堂々としたパフォーマンス。
もちろん純粋なラップスキルでは共演者たちには及びませんが、曲者揃いのこのメンツの中においても、異物感も含めて、強烈な印象を残しました。
・Friendzone、
MAIN ATTRAKIONZとの共演
これはREC自体は2012年ですが、LA旅行→フレンドゾーンとの邂逅→意気投合→フリースタイル録音→ライブで共演に至るまでの怒涛の顛末が旅行記として Togetter「DKXO in LA」にまとめられています。この展開は今見返しても本当にすごい…。
FRIENDZONEのメロウなトラック、MondreM.A.Nの泣きのファルセットに、興奮そのままに、熱に浮かされたかのように「マジでヤバすぎる展開…」とスピットするDKXO。
ちょっと信じられないような展開のドキュメンタリーとして聴くこともできる、まさかの名曲感ある1曲。
・KOITAMAのEPへの参加
東京、埼玉を拠点に活動するラッパー/トラックメイカー/DJのKOITAMAがビートメイカーAIWABEATZ、SHOT-ARROWとの連名で発表した 『PLAYING EP』に、ラップ、及び印象的なアートワークで参加。富山で撮影されたPVにも出演。
「どこにも属さず/無責任に/そのときフィールしたやつと遊ぶ」
この2013年上半期も国内外のフレッシュな面々と楽しそうにコラボを重ねてきた、DKXOのフットワークの軽さを象徴する名ライン。
KOITAMAのこのEPはとても良い作品で、前作『Love Ya Like』と共によく聴きました。どの曲もいいですが、個人的には『Love Ya Like』収録の「Loneliness」の哀切が素晴らしい。
しかし今回は主題から離れてしまうので、それらの紹介は下記いくつかの良レビューにお任せしたいと思います。
・緑のマイカー
DKXOがここでフィールした相手は、上のEPの表題曲「Playing」の印象的なイントロでもKOITAMAから「誰のビートかって?当たり前だろ?AIWABEATZだよ」とシャウトされていた、AIWABEATZ。
そのビートの上でラップした「緑のマイカー」はここで紹介している曲たちの中でも、一番気負いのない、フラットな状態で作られたであろう1曲。
日常をゆるく描いたリリックや、フロウの遊び(「イイ~」)にも軽やかさが。ジャケット写真でもフィーチャーされている緑のマイカーはフォレスタ。
全体的にサンプリングネタが謎。
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こうして並べてみると、スペシャ出演、FRIENDZONEとのコラボ曲リリース
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駆け足でサクッと追っただけになってしまいましたが、SQUIDS magazineクルー、いま相当おもしろいと思ってるのでたぶん第2弾、3弾ぐらいまで続きます、続く、続きたい、